「人生100年時代」。 2016年にロンドン・ビジネス・スクール教授のリンダ・グラットン、アンドリュースコットによる著書「LIFE－SHIFT　１００年時代の人生戦略」において提唱された言葉です。

日本人の平均寿命は、平成３０年間で約５年延び、更には、2040年にかけて約２年延びる見通しであり、「人生100年時代」が現実味を帯びてきました。我が国において、喫緊の課題である本格的な少子高齢化は、介護福祉に携わる医療福祉現場の生産性向上や家族間での介護技術をいかに向上させるかが求められております。
このような現状を踏まえ、令和3年4月に全国介護技術機構を発足し、介護技術の向上及び標準化を図るためのデジタル技術を応用した教育、研修、実地トレーニングを効率的に実施する「ケアコンテンツ」の普及促進事業を展開することにより、介護環境の改善と増進に貢献して参ります。

私は、ホテル業界で接客業を学び、その経験を活かし不動産業界にて仲介・開発業務を行った後、高齢者事業に携わることを志して、デイサービスの現場職員から介護福祉業界をスタートしました。
そこで、私たちが提供する「ケアコンテンツ」は、今までにない360度カメラで撮影するなど、実際に介護する人の立場に立った、より、実践的なモノを提供するとともに、ＩＴを浸透させ介護者の人々の生活をあらゆる面でいい方向に変化（※デジタル・トランス フォーメーション）させていく活動を提供していきます。
私たち全国介護技術協会は、会員の皆様あるいは介護に携わる全ての皆様とともに、福祉介護業界を盛り立て、我が国で最も信頼される介護福祉教育のフロントランナーであり続けていきます。